RSA key の作成

今回は RSA key を作成して Ubuntu に簡単に ssh 出来るようにしてみました。


まずは、openssh を入れる必要があります。(注意:サーバー側です)
これは

$ sudo apt-get install openssh-server

ですぐ install 出来る・・・はず!
openssh の設定は今回は触りません。
どうしても触りたい人は、

$ nano /etc/ssh/sshd_config 

これで触れます。vi とか emacs では書き込むことが出来ませんでした(sudo 使っても)。
nano っていう editor じゃないとダメみたいですね。まあ重要な部分だし仕方ないかなってくらい。


これで準備はオッケー。

それではここから RSA の作成に入ります。


さて、RSA key の利点としては、パスワードを打ち込む必要無しに ssh でログイン出来るってことですね。
その分セキュリティ面での問題とかもありそうですけど、まあ今回はスルー。

まずは、local で

$ ssh-keygen -t rsa 

をします。すると以下の感じに

ssh-keygen -t rsa
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (~/.ssh/id_rsa):[ここは何も入れずに return で] 
Enter passphrase (empty for no passphrase): [ここも何も入れない]
Enter same passphrase again: [ここも何も入れない]
Your identification has been saved in ~/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in ~/.ssh/id_rsa.pub.
The key fingerprint is:
〜〜〜省略〜〜〜
The key's randomart image is:
〜〜〜省略〜〜〜

ちょっと大事な部分は省略させて貰いました。
これで rsa key が作成されます。

さて、これで local には key が作成される形となりました。
しかし、これだけでは不十分。server 側にもこの鍵を渡してあげないと認証のしようがありません。
と、ここで渡す鍵が ~/.ssh/id_rsa.pub の中身です。
いわゆる共通鍵ってやつですかね。この中身をコピーしましょう。

さて、コピーした中身は、server 上の ~/.ssh/authorized_keys の中にペーストしてあげます。

$ vi ~/.ssh/authorized_keys

とか。まあなんでもお好きにどうぞ。
ペーストしたら、 ssh を restart させます。

$ sudo service ssh  restart

restart が終わったら、一度 server から logout して、もう一度 server に入ってみます。
すると、一度 password を入力することになりますが、それ以降は入力しなくても入れるようになります。

これだけのことに1時間もかかってしまいました。まだまだ勉強不足感。
server いったり local でやったりと行ったり来たりして路頭に迷った感じでしたが無事設定出来てよかったです。
これでいちいち面倒な password 打ち込む必要がなくなりました。やったね。